人間関係がまずくても能率向上が
見られる事がある。
それは、何故?から誕生した
行動科学的モチベーション論。
人は、仕事そのものが面白い場合に
より大きな意欲を感じるから
仕事を通じて自己実現の欲求を
満たすことにより意欲を
高めようとする理論。
人は、自己実現を目的とする
自己実現人という考えです。
まず欲求5段階説のマズローから。
人間の欲求には5段階あり
低次の欲求が満たされると
高次の欲求を満たすよう
人間は行動するという説です。
欲求の5段階とは
生理的欲求:食物睡眠など人が生きる
のに必要なものに対する欲求。
安全欲求:雇用の安全も含め生活上の安全。
住居、衣服、精神的自由の欲求。
社会的欲求:友情、愛、仲間意識、
良好な人間関係など周りの
人との心のふれあいを求める欲求。
尊厳の欲求:他人に尊敬されたい、
名誉を得たいという欲求。
発揮したいという欲求。
春秋戦国時代(BC.800~500)の管子の
衣食足りて礼節を知るに似ているので
低次から高次に欲求を満たすを除き
受け入れやすいです。
自己実現は強いけど社会的欲求は
あまり無い人とかいます。
ところで、当時、1900年代の
米国の心理学世界では科学的な
厳密さの欠如、科学的に脆弱、
経験的実証の欠如という批判を
受けています。
ここで、一番の興味は、
マズローは、なぜ欲求の5段階を
考えだす事ができたのでしょう。
私の推測は、
お父さんから苦労を聞いていたから。
集団的迫害行為を逃れてアメリカに
移住したのです。
その後、長男としてニューヨークブルックリン区に
生まれたので、移民当初の苦労を聞いたり、
体験していたからではないでしょうか?
皆様は、どう思いますか。
参考資料はウイキペディアと
TAC出版の公務員Vテキスト経営学です。