うまいコーヒーを飲んでいるのは誰だ?
どこかで聞いた宣伝の文句。
もしかしたら入れ方でもっと
美味しくなるのかなと
思いながらドリップしてる私。
どうやったらいいんだろう。
生産管理畑の私としては、
工程の原理原則から
コーヒーの入れ方を攻めたい。
さっそく、調査
【コーヒー豆知識】ドリップコーヒー
の蒸らしって必要?と
マイヨ工房コーヒー焙煎技術って
本当にあるの?より
工程
①豆の種類→②焙煎→③ドリップ→④飲む
原理
ドリップコーヒーの抽出は浸透圧
を利用している。挽いた粉に
お湯をかけ、ハニカム構造の
豆の空洞
(0.01mmレベル)にお湯を溜め、
空洞内部の壁に付着したコーヒー
成分を溶かし、空洞内部に
コーヒーエキスをつくる。
制約条件
①豆の種類と②焙煎は私の好みの味
7&iホールディングスのプライベートブランド
オリジナルコーヒーブレンドで固定
( 製造元はキーコーヒー で中挽き)
③ドリップ方法は ペーパードリップで固定
④お湯600cc、コーヒー48g
⑤お湯の温度95°C。
確認
調査の記述内容を確認します。
①ドリップの前半は、旨みや甘み・
酸味が凝縮されて出てくる。
②後半は、渋み・えぐみが溶け出します。
明らかに香り(アロマ)が弱くなると
感じます。
200ccずつわけて味見
①最初の200cc、 うん確かにフルーティ。
② 最後の200cc、 確かに少し渋いような。
松屋方式のように味がいいところでドリップを
やめてお湯を入れて薄める。
うーん、なんとなくクリア。
そこで目標をたてました。
目標
自分の好みの味を追及
濃くて苦いコーヒー
調べてみると
味が変わる条件は、
蒸し時間とお湯の量と
蒸している間に
混ぜる、混ぜない。
まとめると
蒸し時間、お湯の量、
攪拌の3つ
いろんな組合せで条件を決めたい。
好みの味の条件を決めたい。
ここで登場するするのが実験計画の
応答曲面法という最適をみつける
方法です。
実験条件と結果
蒸し時間、湯量、混ぜるの条件でコク、苦み
酸味を評価しました。
最適条件
緑の部分が最適条件です。
蒸し時間240(s),湯量300㏄、蒸中に混ぜるです。
残念だった事
酸味は、コクと苦みに隠れてしまうのか
はたまた、私の味覚の問題か
意味のあるデータとなりませんでした。
また、苦みもやや精度が悪くなっています。
日々の体調で味覚が変わる事を痛感しました。
再度挑戦します。