昔話し 蜘蛛になった機織り名人

昔話し蜘蛛になった機織り名人

 

毎日毎日機織りの前で努力した。

その腕前が評判になった。

するとは、機織り名人は、 

傲慢になり機織りの神様より

上手いと豪語するようになった。

それを聞きつけた機織りの神様が

老人の姿で機織り名人の傲慢さを

諫めに来る。

どうにもこうにも聞き入れないので

機織り競争で上には上がいることを

分からせようとする。

勝負は互角、しかし機織り名人の

図柄は神様の逆鱗に触れるものだった 。

機織りの神様は名人の織った布を引き裂き

そんなに機織りの腕を自慢したいなら

永遠に織っていなさいと名人を

蜘蛛に変えてしまう。

いくら上手くても傲慢になってはいけない

謙虚でいなさい と言う教訓。

 

この話の恐ろしいところは、

ルールを変えれる権力者と

競争してはいけないという事。 

 

もし競争するなら 細かく仕様を決め

公正な審判と衆目の眼があるように

する事。

 

部下と競争する上司の逆鱗に触れた

部下の末路を見たことがあります。