モダンタイムス

チャップリンの映画モダンタイムスに

描かれているように大量生産が進んだ

1900年代、ベルトコンベアの

単調作業の人間性疎外が問題に

なってきました。

 

確かに、私の経験でも

ベルトコンベアは、

ずっと同じペースで

働かなければならないから

眠たいときや、疲れてきた時は

辛かった。

それと、10秒を切る繰り返し

作業は、単調過ぎて砂を噛む

思いがした。

 

話は、もとに戻って

ハーバード大学ビジネススクール

メイヨーとレスリスリスバーガー等に

よるホーソン実験から誕生したのが

人間関係論。

今でも大学は、自分たちの理論が

机上の空論でなく実際に現場で

役に立つと言いたい傾向があり

こんなに前からそういうことを

やっていたんだなと感心した 。

 

テーラーの科学的管理法と異なり

作業能率に大きく影響するのは、

なんと仲間意識や集団の感情に

基つ"く価値規範。

確かに 感情面が影響するのだが

時間は動作の陰だから

どこまで時間研究したのかと

時間研究を仕事にしている

私は疑問に思う。 

 

継電器の組み立てで照明の明るさ

休憩時間賃金制度などの作業条件を

変化させ作業能率の変化を観察したら

作業条件と作業能率との間に単純な

対応関係はなく実験を続ければ

続けるほど作業能率が向上。

その原因を実験で強圧的な監督者たち

から解放され作業の自由度が

増し、作業場の雰囲気が良くなったから

と推論した。

推論を確認するため従業員を面接し

自由に意見を話してもらうと

職場の社会集団や人間関係の影響が

ありそうな事がわかり、観察すると

インフォーマル組織があり、

集団の規範が存在し従業員は

 

確かに、現場には、職制ではないが

みんなの面倒をみたり、

いざこざを仲裁したりする人がいる。 

観察法の詳しいことは資料がないが、

休み時間に誰と誰が話しているかを

見ていると人間関係がわかり

中心になっている人が 浮き彫りになる。

集団のインフォーマルな規範(ルール)が

確かにあるが、現場の メンバーでないと

わからないと思うが 見抜いている

ところがすごい。

このへんは、心理学者、 産業社会学者 の

メイヨーの慧眼か、大学の先生は現場で

働いたことないのによくわかるなと感心。 

 

話を戻し、このことから、管理者は、

部下の行動を感情面から洞察し職場の士気を

高めるため、部下との人間関係を

良好にする事が必要。

 

これって、現代の会社でもやっていて

職場懇親会で、一緒に野球をするとか、

飲み会をする。

職場提案制度でやりにくいところを

改善したり提案に対して褒める。

監督者の役割教育をする。

人事相談制度で不満を吸い上げる等。

 

でも、人間関係だけでも上手くいかず

色々な説が登場していく。

参考資料はウイキペディアと

TACの公務員Vテキスト経営学