橋かけ名人と鬼の六郎
ちょっと長くなりますが話のあらすじ。
なんかい橋をかけても 大雨で流される。
困っている村人に橋をかけるよう頼まれた名人。
私に任せなさいと言ったものの、
川は大きく流れが早く、なかなか難しい。
川で考えていると水の鬼が突如現れ
橋をかけてやるからお前の目玉を
よこせと言って消えた。
次の日、立派な橋が川にかかっていた。
水の鬼が目玉を取りに来たらどうしようと
名人は怯える。
山を歩いていると不思議な歌が聞こえてきた。
水の鬼の名前は鬼の六郎。3回言えば帰っていく。
名人が川に行くと水の鬼は、そこで待っていた。
約束を果たしてもらうよと言う。
名人は仕事ができなくなる、
橋をかけて他の人を救えなくなるから
から許してくれと頼んだ。
すると、水の鬼は、もし、
私の名前を3回、唱えたら
許してやると言う。
名人は水の鬼の名前がわからない。
あてずっぽうで鬼の一郎、二郎、
三郎、四郎、五郎と全部ハズレ。
その時、山のなかで聞いた奇妙な歌を思い出した。
水の鬼の六郎
3回唱えると鬼は目を見開いて水の中に消えていった。
この話のポイントは
① とりあえずできますと言って引き受ける。
② 名人は承諾していないので水の 鬼との 契約は不成立。
断ると橋が心配。
③水の鬼は、自ら名前を呼ばれる弱点の取引を持ちかける。
④水の鬼は5回間違えても許容する。
以上から結論は、
水の鬼は、実はいいやつなんだけど水の鬼という
立場を守りたいから悪ぶっている。
困っているのを見かねて助け船を出したいが
つい悪ぶってしまう人、皆さんの周りにいませんか