自分の夢に向かって、
多くの人が、新卒で入社した
会社を3年以内に離職の傾向。
個と個がつながる時代。
でも、個人商店ばかりでは、
産業が成り立たないから
やはり組織も必要。
組織の中でどう成長して
自己実現したらいいか
アージリスの成熟未成熟論を
もとに考てみます。
アージリスの成熟未成熟論は
人間は受身的な未成熟状態から
確固とした自己を確立し
能動的に行動する成熟状態へ
向かおうとする欲求を
企業内で実現しようとすると
いうものです。
それでは、自己を確立(自己実現)できず
成熟できないのは何故でしょうか？
それは、組織機構が悪いからです。
（離職する人もある面正しい）
官僚的な組織内では、
仕事が専門家され
作業は狭い範囲に限定、
階層的命令体系に服するので
余計なことをするなとか、
それあなたの仕事ですか？
とか自発的な行動を 妨げる力が
働きがち。
その結果、組織の中で不適合を起こし
無気力になったり、
いかに昇進するかのみを考え
組織活動が非効率的になる。
これは、昇進に関係ない仕事の
手を抜いたり成果の便乗や
横取りという事でしょうか？
このような問題が起こるのは、組織の問題は、
①仕事が専門家され作業は狭い範囲に限定、
②階層的命令体系に服するの
組織面からの解決策は、職務の幅を広げる。
横方向にも上方向にも幅を広げる。
横方向に広げるのが職務拡大。
仕事の幅や種類を広げていきます。
上方向に広げるのが職務充実で
組織の上の権限の企画や
管理を担当させていくというものです。
また、職務内容の決定に担当者を
参加させる参加的リーダーシップ 。
アージリスは､ 組織面からの解決策を
示しましたが、 個人としての解決策は
ないのでしょうか？
これに対し、ソニーCEOの 出井信之氏は、
一人一人がその人自身の CEOで信じる
ビジョンを描き、実行のために
決断アクションを起こす必要があると
説いています。
企業内個人企業という事でしょうか。
