平安時代にすでにあった不正の輪廻。
できないとわかっていて、無理な要求をする上司。
どうしても、達成したいから、嘘でもばれなければいい。
ばれないように巧妙にやればいいという不正の輪廻。
なんと、平安時代に既にあったのです。
あの有名な平安時代の竹取物語から不正の心理と防止法が読み解けます。
なんと、作者は、不正よりも
お金も知恵もかけない者を一番非難しているのです。
物語りの中で、作者は、不正を働くが、お金と知恵を使う者を評価し、
お金も知恵も使わない者に厳罰をおわせています。
お金も知恵もかけたのに不正がばれるのはなぜか?
それは、①知恵が浅く 品質が悪く、偽物だと簡単にわかる。
②部下の内部告発。苦労して作った偽物に対する報酬が低い。
不正の輪廻の原因は、知恵を使い偽物の品質を良くし、
お金を使って部下の不満が出ないようすれば、不正がばれないし、
不正により得をするからです。
今の時代でも、嘘でも成果をもってくる部下は、可愛いいと言いますよね。
次に不正の防止方法です。
物語の中で不正をしなかった人は、なぜ不正をしなかったのでしょう。
部下が 賢く、まともに、 取り合わなかったからです。
まづ、部下が、絶対にできない事を見抜きます。
賢い部下は、上司に反対もせずやってるふりをします。
痺れを切らした上司が、自分でやりだすが、
やはり、できない事を納得して諦めたからです。
不正の防止方法は、無理、難題を言われたら反論せず、
やってるふりをし、上司が、痺れを切らした頃に、すごく努力したが、
上手くいかないとやり方を相談する事です。
部下の処世術が、現代的で平安時代と思えないほどです。