ポストコロナの争い

※この話しは実在の団体に関係のないフィクションです。

 

人事部長が社員食堂に現れ

「なんで、今だにパーティションをやってるんだ!

 コロナは、5類になったから 撤去しろ」と叫んでいる。

 

「コロナが5類になっても 、ウイルスがなくなったわけではない。

 もし感染して、 熱が出たら発熱外来しか診察してくれん。

 どこの 病院でも診察受け入れするようになるまで

 感染しないように注意しないと

 人事部長 は、アホなのか?」と従業員の心の声。

 

「 そんなことは、俺もわかっている。

  俺は、お前らみたいにアホじゃないから、

  俺の査定を決める人の言うことを実行する 。

  どうやら 社長が会長に言われたようだ。

  会長が懇意にしている社員食堂の社長が、

  泣きついたらしい。

 3年辛抱したけどもう限界、コロナも5類になったし

  御社の従業員を出社させて社員食堂の利用を

  3割から7割まで回復させてと。

  パーティションがあるとコロナを彷彿させ 

  食堂 利用が減る。だから 撤去するのだ。

  事務所のパーティションももちろん 撤去。

    そして全従業員に出社するよう 号令をかけるのが

    俺の役目。対面のコミュニケーションで

 仕事がはかどる という大義名分を掲げ。

 その結果、 お前たちがどうなろうと 

 俺の知ったことではない。」人事部長の心の声。 

 「日頃、個々の従業員をとかいってるのは

 嘘なのか?」従業員の心の声。

「お前らは、本当にアホだな。たんなる建前」人事部長の心の声。

 この結果、職場クラスターが発生したのでした。